平成30年更なる川崎の発展に向けて

公益財団法人川崎市産業振興財団
理事長 曽禰 純一郎

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

かわさき中小企業診断士クラブの皆様には、川崎市産業振興財団の中小企業サポートセンター事業の運営に多大なご協力を賜っていることに対しまして熱く御礼を申し上げます。また、川崎発の起業家を応援するため年に6回開催しているかわさき起業家オーディションにつきましても、かわさき中小企業診断士クラブ応援賞を設けて、川崎市内又はその近隣における実現性の高い企業、新分野進出計画を応援するとともに、毎回最終選考会には多くの皆様にご参加いただいていることに重ねて御礼を申し上げたいと思います。

当財団は、本年設立30周年を迎えます。この間、中小企業者を初め中小企業診断士クラブの皆様など関係者の皆様方からお寄せいただいたご理解とご支援・ご協力に改めて深く感謝いたします。

今後とも、川崎の元気の源である中小企業者の皆様が、その持てる力を十分に発揮していただくため、経営課題の解決のお役に立てるよう職員一同努力してまいります。

本年は、中小企業の成長・発展に向けて「オール川崎」でより実効性のある取組を推進することを宣言した「川崎市中小企業活性化のための成長戦略条例」に沿って、「川崎市産業振興プラン第2期実行プログラム」が策定されます。

当財団としても、川崎市・川崎商工会議所・各中小企業団体等との役割分担を踏まえて、現場の実行部隊としての責任をしっかり果たしてまいりたいと思います。

新たに取組を強化すべき課題としては、市内産業を活性化する起業の促進、ベンチャー企業の創出・育成、中小企業者の事業承継支援、IoT・AI等の新技術分野やライフサイエンス等の成長産業分野に関する支援体制の充実などが挙げられています。

これらに的確に対応するためには、この間企業の皆様と築き上げてきた「顔の見えるネットワーク」を基本に、チーム川崎で企業を訪問し、ともに課題解決に取り組む出張キャラバン隊、産学・産産連携の取組、知的財産交流事業、新事業・新分野進出にチャレンジする起業家を応援する「かわさき起業家オーディション」などの着実な推進を図るとともに、皆様方のご協力をいただきながら実施しているワンデイコンサルティングや窓口相談、専門家派遣などの事業をきめ細かく積み重ねていくことが大切であると考えています。

また、ICT産業の集積の強みを活かしたICTと製造業や他の産業との連携促進事業、中小企業者の円滑な事業承継を支援するKAWASAKI事業承継市場の構築に努めてまいります。

とくに、これからの5年~10年の最も喫緊の課題のひとつともされている事業承継については、川崎としても極めて大きな危機感を持ち、川崎市・川崎商工会議所・川崎信用金庫・産業振興財団の4者が緊密に連携し、それぞれの有する強みを活かして積極的な対応を図ることとしておりますが、事業承継を取り巻く様々な課題を整理するうえで、中小企業診断士の皆様の力が不可欠だと思っています。

若手技術者の登竜門、人材育成の場であるロボット技術振興事業の見直しと充実、海外での事業展開支援に向けて、海外ビジネス支援センターを活用したワンストップサービスの一層の充実を図ってまいります。

殿町キングスカイフロントにあるナノ医療イノベーションセンターは、川崎発の難治性がんなどの革新的な治療薬の創出等に向けて、新たな研究成果の誕生、ベンチャー企業の創出、特許出願など着実な成果も生まれつつあり、国内外からも多くの研究者が訪れています。引き続き研究環境の整備に努めてまいります。

新川崎のかわさき新産業創造センターについては、このたび、2019年1月にオープン予定のAIRBICを含めた指定管理者として管理運営を担わせていただくことになりましたので、新たに共同事業者として加わった民間事業者とともに、ベンチャー企業の成長支援の取組を強化してまいります。

産業振興会館についても、指定管理者として施設の適切な管理・運営と利用者サービスの向上に努めます。

本年も中小企業サポートセンター事業の運営にあたっては、皆様方とも意見交換をさせていただきながら、中小企業者のお役に立てるものとなるよう見直しと改善に努めてまいりたいと考えております。

本年がかわさき中小企業診断士クラブと会員の皆様方にとって希望に満ちた良い年となりますことをご祈念申し上げます。

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